彩雲 彩雲(さいうん)は、太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象である。 瑞雲、慶雲、景雲 などともいう。 この現象は、日光が雲に含まれる水滴で回折し、 その度合いが光の波長によって違うために生ずるもので、大気光象の1つである。 巻積雲や高積雲、風で千切られた積雲などに見えることが多い。 彩雲は昔から吉兆とされるが、実際はありふれた気象現象である。 古くから、景雲 や慶雲 、また瑞雲 などとも呼ばれ 、仏教などにおいては 「日暈 」などとともに、寺院の落慶、入仏開眼法要などには 「五色の彩雲 」等と呼ばれ、よく発生する現象として知られる。 また、西方極楽浄土から阿弥陀如来が菩薩を随えて、 五色の雲に載ってやってくる来迎図 などにも描かれており、 瑞相 の一つとして知られる。 ※ wikipediaより |
彩雲は肉眼でも見られます。 特に秋冬の空気の澄んだ時期、太陽の近くにくっきりした薄い雲 (もや状の薄い雲じゃない)があるとき、 太陽を直接見ないように手などをかざし、太陽近くの雲を見ます。 特に雲の太陽側(太陽に近い側)に虹色が付いて見えます。 冬の時期は割と風が強い日が多いので、風で飛ばされた雲の破片(?)が 多くでき、その雲が太陽に近づいた時がチャンスです。 また、風の強い日は雲が早く流れるので、チャンスも多くなります。 太陽を直接見ると目を痛めますのでくれぐれも注意して下さい。 |